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U50   第37回 倉林智美さん

アンダー50として、2018年から2024年3月まで、
50才未満の若手市民活動家へインタビューを重ねてきました。
「活動を始めたきっかけや思い」など、
62名それぞれの軌跡が
多くの方々へのエールになるよう願っています。

倉林智美 さんプロフィール

NPO法人幸区盛り上げ隊 理事長(隊長)
幸区在住

幸区盛り上げ隊の隊長になるまで

「幸区をママが楽しく暮らせる街に」を目的に設立された「幸区盛り上げ隊」ですが、この団体の隊長になって4年目に突入です。その立ち上げは、そもそも私の人生の節目がきっかけとなっています。

12年間勤務したイベント会社を育児を優先するために退職。その後、育児セラピストの資格を取得したのですが、母親向けの活動をしたくても幸区にはそういったイベントをする団体が少なかったのです。それならば自分たちで団体を作ってしまおうと、2017年4月「自分の住む街を盛り上げたい!」と意気投合した友人2人と任意団体を設立しスタートを切りました。

その後、色々な方々との出会いや応援があり、同年11月にNPO法人として承認されました。これにより団体の信頼度が高まり、活動の継続性も強まったと思います。

嬉しいことに、NPO法人設立時、すぐに集結してくれたメンバー10人は、30歳代から60歳代までと年代も幅広く職業も多彩で、とにかく「幸区を盛り上げたい」という熱い想いを持った男女達です。だから団体名も「幸区盛り上げ隊」と、そのまんまのネーミングにしました(笑)。

この4年間の隊の躍進

メンバーの中で私の片腕でもあるデザイナーの「副長」に支えられ、また、あらゆるスキルを持つメンバーの「隊員」にも恵まれ、この4年間で会員は約45人に増えました。

活動内容も2本の柱をもとに具体化させてきました。1つ目の柱である「ママへの発信」では、①子連れで参加できるイベントの企画運営、②マルシェの開催、③幸盛(さちもり)ハウスプロジェクトの3つの活動を。もう1つの柱「幸区の魅力発信」については、①広報誌の発行と②地元飲食店との商品開発の2つの活動を推進しています。

年間行事プログラムとしては、毎月開催の「さいわいママ交流会」、偶数月の最終火曜日や不定期で地元の美容室や区内協力店のブースをお借りして開く「マルシェの開催」(ハンドメイド作品販売や川崎野菜の販売、子ども服の交換会など)があります。さいわいママ交流会では、赤ちゃんを抱っこしたままでも参加可能な「ワークショップ」などが大好評です。地元の商店街との絆が強いため、塚越商店街とのコラボイベント「塚銀フェス」も盛り上がりました。

また、川崎西口の商店街にあるお店とコラボして開発したオリジナルどら焼き「さいわいにゃんどら」は、おかげさまでイベント限定ですが年間800個(2019年)を売り上げています。その他、イベント限定の「幸盛(さちもり)ビール」と名付けたクラフトビールや、ママに優しい「カフェインレスにゃんコーヒー」の販売にも協力させていただきました。

我が隊の特色

我が隊の特色をあげるとしたら、やはりあらゆる通信ツールを使った広報活動と「幸盛(さちもり)ハウス」の立ち上げプロジェクトの2つでしょう。

2018年の春から年間4回、広報誌「にゃんだふる通信」を発行しています。これは、自分たちの企画運営のイベントに関わらず、区内のイベントや幸区の歴史にまつわる情報なども盛り込んでいます。誰でも、すぐにどこでも見られるようにと、28,000部を区内の学校や施設、飲食店に100ヵ所置かせていただいています。特に地元の小・中学生に地域に関心を持ってほしいという願いを、編集長含め3人の編集委員全員が強く持っています。

その他、Youtube「幸(さいわい)にゃんねる」、ブログ「にゃんつるドットコム」なども立ち上げ、InstagramやTwitterなど全てのSNSを駆使し、日々情報を発信しています。副長が描いた、当法人キャラクターネコ「さいわいにゃん」のイラストは、幸区の形をかたどっていて、今や押しも押されぬ我が隊の看板ネコキャラです。

もう1つの特色である「幸盛(さちもり)ハウス」の立ち上げプロジェクトですが、「ママがリフレッシュできる場作り」は、私たちの大きな課題でもありました。イベントなどをきっかけに、子育てママが先輩ママに悩みを打ち明けたり、地元の人たちとみんなが笑顔で繋がる場を作っていきたいと考えています。場所はJR南武線「鹿島田駅」徒歩8分とアクセスも良いです。5月10日のオープンに向けて「できる人ができる事を!」をモットーに隊員たちが協力してくださり、心から感謝しています。メンバーも楽しめることが基本の、本拠地「幸盛ハウス」ですが、メンバーとお客様の垣根なしに、みんなでこの地域を盛り上げていきたいですね。

最後にメッセージを

この4年間を振り返ってみると、隊長としてひたすら突っ走ってきましたが、ここまでやってこられたのは、やはり隊のみんなの力が大きかったと思います。去年1年間もコロナ禍に負けじとオンラインで色々なことをやりました。継続しているイベントやマルシェの活動でも、「楽しかった、また来たい!」の一言が嬉しくて、それが私の原動力となっています。

「何か楽しいことがしたい」という発想がここまでの活動に拡大するとは、自分でも驚いています。本当にありがたいことです。ただ、どんなに忙しくても子ども達との時間は大切にして、彼らの声を聞き向き合っていくことを自分にルールとして課しています。

そしてこれからの夢は、どこの地域にも「盛り上げ隊」が立ち上がり、こうした活動が広がり各地域で定着・継続していってほしいということです。

我が隊のイベントは、ホームページに順次掲載しています。ぜひともご覧になってください。そして、5月10日オープンの「幸盛ハウス」にもぜひお越しください!


(2021年4月21日取材 レポーター 町田香子)

お問い合わせ

NPO法人幸区盛り上げ隊
メール:sukidesusaiwai@gmail.com
ライン公式アカウント: https://lin.ee/XkSfLMx

幸区盛り上げ隊HP:https://saiwaiku.com/
幸盛ハウスHP:https://sachimori-house.com/

次回のエースは岩 篤志(いわ あつし)さんです。

岩 篤志(いわ あつし)さんへ一言

「コミュニティカフェ まんまmiyu」店長

バトンを受け継いで 倉林智美 さんへ一言

紹介者画像岩さん顔写真

市民活動では経験が浅い私ですが、色々なことを教えてくださる倉林先輩!子育て中にもかかわらず、自分より他人のことを考えて行動する素敵な女性です。これからもよろしくお願いいたします!

(C) 2022 公益財団法人かわさき市民活動センター 
市民活動推進事業